略歴 藤原薫 Fujiwara Career

代表取締役社長  藤原 薫

略 歴

生年月日 1953年3月6日 福島県いわき市生まれ
学歴   1975年3月 東北大学工学部建築学科卒業
職歴   1975年4月 (株)フジタに入社 東京支店設計部、本社設計部に在籍
実施設計、構造設計ソフト開発、超高層RCなどの設計技術開発に従事
1997年3月 義父鈴木健吉(初代所長)の死去に伴い、(株)フジタを退職
1997年4月 (株)鈴木建築設計事務所に入社
2002年4月 東北大学大学院非常勤講師
2004年7月 (社)山形県建築設計事務所協会常務理事就任(耐震委員会担当)
2009年5月 (株)山形県建築構造センター(構造計算適合性判定)代表取締役就任
2012年5月 山形県建築事務所協会副会長就任
2016年5月 山形県建築士事務所協会会長就任
主な資格など 1級建築士  コンクリート主任技士   博士(工学)
専門分野 構造設計  設計技術開発 構造設計コンサル 耐震診断・補強設計 杭・地盤

社外活動歴

1987年~1997年3月
大地震時における建物の構造安全性を詳細に検討する構造解析プログラム「ADAM 3D-LIMIT」(静的立体骨組非線形解析)、「ADAM 3D-DYNAMIC」(立体骨組地震応答解析)の開発を手がける。 ゼネコン5社とTIS(旧東洋情報システム)の共同開発体制の中で、解析理論を含め開発リーダを務める。「ADAM 3D-DYNAMIC」の完成度は高く、免震建物の設計では日本では初めて立体骨組地震応答解析に利用されたと考えられる。

1989年4月~1993年3月
建設省総合プロジェクト「鉄筋コンクリート造建物の超高層・超軽量化技術の開発」(略称NewRC)に、設計分科会の委員として参加する。岡田恒男先生(当時東大教授、現在日本建築防災協会理事長)の下で、60階建てまでを適用範囲とした超高層RC造建物の構造設計法ガイドライン作成のための主要メンバーとなる。更に、芳村東京都立大学教授の下で60階建て集合住宅の試設計の幹事役を担当する。この設計法は、現在の超高層RC造建物の主流の設計法となっている。

1993年10月
東北大学で博士(工学)を取得する。題目は、「構造指標による構造特性の表現と構造計画手法に関する研究」であり、構造設計の合理化について提案を行っている。梁率、せん断柱率などの構造性能を簡易に把握する構造指標を提案している。

(補足)
私が提案した構造指標を利用すれば簡単な計算によって、建物の柱や梁が不自然に小さいかどうかを知ることができる。2005年11月に起きた構造計算書偽造事件も最初のステップとして、構造指標によるスクリーニングが有効であると信じている。

1994年3月
ノースリッジ地震(現地1994年1月17日発生)で被害を受けたRC造16階建て住宅(シャンペンタワー)の被害調査と補強計画立案のためロサンゼルスに赴く。この内容は「1994年ノースリッジ地震災害報告書」(日本建築学会 1996年3月)に共同執筆する。アメリカの地震復旧対策の迅速さが目をひいた。

1994年4月~1996年3月
(社)日本コンクリート工学協会誌の編集委員を務める。設計と施工部門を担当する。当時の編集長は岡田恒男先生(当時東大教授 )であった。

1995年2月
兵庫県南部地震(1995年1月17日発生)の被害調査に日本建築構造技術者協会(JSCA)のボランティアとして参加する。建設省建築震災委員会に設置された被害調査隊とともに、中間階が崩壊して注目を浴びた旧神戸市役所の被害調査に参加する。木造住宅の被害に驚きを隠せなかった。

1995年4月~1996年3月
(株)日本能率協会総合研究所(JMAR)の依頼で、茨城県の耐震診断技術マニュアル(木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造)を作成する。

1996年3月~2006年3月
日本建築学会杭基礎耐震小委員会(主査 杉村東北大学教授)の委員を務める。大地震時の杭被害を軽減するための新たな規準作成を目指している。2000年4月に「杭基礎の耐震性に関する諸問題」(日本建築学会)を共同執筆し、出版する。地下室の功罪(地下室は杭にとって有利に働くのか不利に働くのか)が与えられたテーマである。杭にとって不利な場合があることを定式化によって示し、地下室があることはすべてに有利に働くという漠然とした常識に一石を投じたものである。これは1990年代、首都圏のウォーターフロント計画(臨海部の埋立て地帯に超高層建物を建設する計画)に対する基礎構造設計の設計法に関する研究のまとめの一つである。

1997月10月~現在
JSCA(日本構造技術者協会)の地盤系部会の委員を務める。

2001月7月~現在
(社)山形県建築設計事務所協会の耐震委員会委員長(現在は耐震委員会担当理事)および山形県耐震診断判定委員会のWG委員長を務める。年間70棟ほどの審査を行っている。東北大学名誉教授和泉正哲先生が耐震判定委員会の委員長である。

2002年10月~現在
ビューロベリタスジャパン株式会社の中高層建物の構造審査委員(委員長 東京都立大学 芳村学教授)を務める。高さ60m以下の建築物の構造審査を行っている。

2004年6月~2005年3月
源栄正人東北大学教授とともに山形県公共施設等耐震化推進会議アドバイザーに就任する。

2007年10月~
ビューロベリタスジャパン株式会社の超高層委員会の専門委員を務める。